猫室内飼いとの暮らし|アレルギー体質の猫との幸せな日々

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今後の展望

「屋内で暮らす猫は本当に満足しているのだろうか」、「外の世界も知りたいのではないだろうか」という疑問が頭をよぎることがあります。

わが家の猫はアレルギー体質のため、ワクチンを打つことを控え、結果として完全室内飼育の選択をしました。この決断に悩むこともありましたが、でも、日々の暮らしの中で見せる満足げな表情や甘えん坊な行動を通じて、その答えは徐々に見えてきたのです。

今回は、室内で猫と過ごす日々の中で感じる喜びや時折の葛藤、そしてその中で見出した自分なりの対処法についてお話ししたいと思います。

記事のポイント
  • 室内飼いでも快適な空間づくり
  • お留守番対策と寂しさ解消法
  • アレルギー猫との向き合い方
目次

はじめに

猫と女性の暮らし

大切な出会いのきっかけ

大切な家族だった愛猫を亡くし、約3ヶ月間のペットロス。家に帰っても、いつもの場所で出迎えてくれる存在がいない寂しさに耐えられない日々が続きました。

猫の足音が聞こえた気がして振り返ってしまったり、食器の音に反応してしまったり…。そんな日々を過ごす中、友人から保護猫の話を聞きました。

運命の出会い

最初は「まだ早いかな」という気持ちもありましたが、一度会ってみることに。

保護猫を扱っている動物病院で、生後2か月の活発な子猫と、「昨日保護されたばかり」という推定6か月のキジ白猫と2匹の猫ちゃんと対面しました。

そのうちの一匹、キジ白猫は美しい柄の女の子で、人見知りもせず、私の膝の上でくつろいで丸くなりました。

この子と一緒に暮らしていけたら・・・。そう思うほど運命的な出会いでした。

保護時からあった傷の治療と避妊手術を終えてから引き取り、術後であることを考慮してワクチン接種は後日に延期しました。

猫のお引越し

室内飼育という選択

一緒に暮らし始めてしばらく経ったある日、彼女の皮膚に異常を感じて獣医に診てもらいました。結果、彼女がアレルギーを持っていることが判明しました。

そのため、通常のワクチン接種は完治するまで控え、外出や散歩なども控えることに。

室内飼育という選択は私にとって必然でしたが、ただそれは同時に大きな不安も伴いました。

窓辺で外を見つめる彼女を見て、「外の空気を感じたいのかな~」と、思いが浮かぶこともしばしばありました。

でも時間が経つにつれ、彼女は家の中でお気に入りの場所や遊びを見つけ、リラックスしている姿を見ると安心する気持ちも芽生えました。

あめ

好きな場所が見つかったわ。そこが私の居場所よ!

アレルギー体質との付き合い方

アレルギー持ちということもあって、日々の健康管理では、定期的な獣医師との相談を欠かさず、体調の変化には特に気を配っています。

詳しい対策方法やケア方法については、こちらの記事ぜひご覧ください。

室内猫との暮らしづくり

くつろぐ猫

2LDKでの理想的な住空間づくり

賃貸の2LDKという限られた空間でも、猫が快適に過ごせる工夫を重ねてきました。

最初は何もない部屋の中で落ち着かない様子だった彼女ですが、少しずつ好みの場所が見えてきました。

特に気に入っているのが、リビングの大きな窓際。外の景色や鳥を眺められるこの場所に、クッション性のあるベッドを設置したところ、すっかりお気に入りの場所になりました。

日向ぼっこをしながらウトウトする姿を見ていると、こちらまで癒されます。

運動不足解消のために、思い切って省スペース型のキャットタワーも導入。壁に沿って設置できるスリムタイプを選んだので、限られた空間でも圧迫感なく設置できました。

高い場所が大好きな彼女は、キャットタワーの最上階で寝ることも。時には上から見下ろすように外を眺めています。すっかり我が家の女王様です。

最近では、室内飼い専用に開発された商品も増えてきています。

例えば、ユニークライフの「ねこゴロン」シリーズでは、窓枠に取り付ける設置なのでスリムで省スペースなキャットタワーです。
そして国産。しかも商品名が「ねこゴロン」って、なんてチャーミングなネーミング!すごくマッチしていておもしろいですよね。
賃貸でも使いやすい商品なので、次のキャットタワーの購入候補はこの商品と思っています。

「ねこゴロン」商品の詳細はこちらを参考にしてください。

毎日のルーティーン

平日の朝は、私の目覚まし時計代わりに布団に乗ってきて、優しく起こしてくれます。

朝ごはんをあげた後は、出勤前の身支度を見守るかのように洗面所についてきて、時には洗面台に乗って水遊びをすることも。

日中はお留守番タイムですが、窓際ベッドでゆっくり過ごしたり、キャットタワーで遊んだり、自分なりの過ごし方を見つけているようです。

夕方の帰宅時、玄関ドアを開けて入ると!ドアの前で座って待ってるんです。

管理人

遠くから聞こえてくる私の靴の音を聞き分けているかのよう。
にゃー「おかえり」をしてくれます

『にゃーにゃ―』忙しく鳴くのは、お腹空いた~、寂しかった~と言っていると思うのですが、まるで一日分の出来事を報告するかのようにも聞こえてきますね。

管理人

この時間が彼女との大切なコミュニケーションの時間です。

休日は特別な時間。ゆったりとした時間の流れを、彼女と一緒に楽しんでいます。

お留守番との向き合い方

留守中の過ごし方

平日は朝から夕方まで、どうしても留守番の時間が長くなってしまいます。

近年、スマート家電が普及してきました。WiFi対応のペットカメラは、スマートフォンで様子を確認できるだけでなく、双方向の音声機能で愛猫に話しかけることもできます。

また、指定した時間に自動で餌を与えてくれる猫給餌器なども便利な選択肢です。

管理人

我が家ではまだ導入していませんが、このような便利な機器が増えてきているのは心強いですね。

特に気を配っているのが、夏場の室内温度管理です。

暑さは猫にとって大きな負担になるので、電気代は気になりますが、安心して仕事に行けるよう、エアコンは適温の設定で常時つけています

こうした対策のおかげで私自身も安心して仕事に集中でき、なるべく早く帰宅するよう心がけています。

先輩飼い主さんに聞く工夫とアイデア

管理人

先輩猫飼いさんたちから、有益なアドバイスをいただきました。

よし子さん

猫は飼い主の不安を敏感に感じ取るから、お留守番を『当たり前の日課』として受け入れる姿勢が大切よ。

実際に試してみて効果的だったのは

  • 出かける時は特別なことではないように、さりげなく
  • 帰宅時も大げさに騒がず、落ち着いた雰囲気で
  • おもちゃを活用して、一人遊びの時間を充実させる

多頭飼育という選択肢

お留守番問題を考える中で、もう1匹迎え入れることも検討しています。

先輩飼い主さんたちの話を聞くと、メリットとデメリットが見えてきました。

メリットデメリット
留守中も猫同士で遊べる
運動不足の解消になる
お互いに刺激し合える
寂しさの軽減
相性の問題
費用の増加
スペースの確保
アレルギー対策の負担増
管理人

彼女の性格や生活リズムを考慮しながら、慎重に検討を重ねていきたいと思います。 

まとめ:室内飼いの猫の幸せな暮らしとは

これからの展望

室内飼育という選択に不安を感じていた当初と比べ、今では彼女も私も、この暮らしに心地よさを見出せています。2LDKという限られた空間でも、キャットタワーや窓際の居場所など、彼女なりのお気に入りスポットがたくさんできました。

特に嬉しいのは、帰宅時に玄関まで迎えに来てくれる姿や、夜は必ず私の布団で一緒に寝るという習慣ができたこと。こんな日常の小さな幸せが、室内飼育への不安を払拭してくれました。

今後は二頭飼育も視野に入れながら、彼女との生活をよりよいものにしていきたいと考えています。新しい家族を迎えるにあたっては、彼女の性格や生活リズムを第一に考え、慎重に進めていく予定です。

読者へのメッセージ

室内飼猫ちゃんの魅力は、何と言っても飼い主との密接な絆が育まれること。

外の世界は見せてあげられなくても、室内での暮らしを充実させることで、十分な刺激と愛情を提供できます。

大切なのは、あなたと猫ちゃん、それぞれの生活スタイルに合った「ちょうどいい」を見つけること。

焦らず、気負わず、日々の暮らしを楽しみながら、あなただけの室内飼育スタイルを見つけていってください。

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