猫ちゃんのシャンプーは、暴れたり、泣き叫んだりで、正直言って難しいと感じませんか?
自己清潔でキレイにする猫ちゃんでも、時には人間の助けが必要な時があります。
この記事では、猫のシャンプーが必要な場合、どのようなことに注意して安全に快適なシャンプータイムができるのかを解説しています。
これから始める方へ!猫シャンプーの基礎知識
猫は、自らを清潔に過ごすために毎日のように身体を舐めることできちんと手入れをしています。
それならば特にシャンプーする必要はないのでは?と思いますよね。
しかし、猫も時おり人間の助けが必要な時があります。
なぜ猫はシャンプーが必要なのか?
シャンプー怖いのよ。
でも必要なら仕方ないわ。頑張ってみる。
猫自身の自己清潔だけでは対応できない場合があります。そのような場合は人間の手でシャンプーをしてあげましょう。
猫シャンプーの成功の秘訣5選
環境を整える
猫は新しい環境や突然の出来事に敏感です。
シャンプータイムの前には、お風呂場を暖かくして、滑らないようか、危険になりそうな物はないかなど、洗う場所の環境を見まわしてみましょう。
正しいシャンプーを選ぶ
猫の皮膚は人間よりも繊細で、pHバランスも異なるため×人間用のシャンプーは使用しないようにしましょう。
- 猫の年齢、体調、皮膚の状態に合わせたもの
- 香料や着色料が少なく、シンプルな成分のもの
- 必要に応じて獣医師のアドバイスも取り入れる
猫や犬に使える低刺激・無添加の国産シャンプーをご紹介します。
敏感肌のペットにも安心して使えるように開発されていて、多頭飼いの家庭にも便利です。毛並みを美しく保ちながら、皮膚への負担を減らし、健康をサポートします。
化学薬品を避けたい方にとって、このオーガニックシャンプーは特に魅力的です。このシャンプーの優しさと安心感を感じていただければと思います。
優しく、丁寧に洗う
猫の体はデリケートです。力を入れて洗うのではなく、優しくマッサージするような感覚でシャンプーを行います。
温度はぬるま湯が良いです。
安全第一!猫のデリケートな部分の洗い方
どのようにして安全に洗うのか各部位の説明します。
耳
非常にデリケートな部分です。
洗う際は水やシャンプーを耳の中に入れないようにしましょう。
耳の汚れは、ティッシュなどを使って顔を拭く方法がおすすめです。
目
周りには涙や汚れがたまりやすいです。
目の中に直接水やシャンプーを入れないように注意してください。
口元や顎
食べ物の残りカスが残ると皮膚トラブルの原因となることも。
温水で湿らせた柔らかい布やガーゼで、優しく汚れを拭きましょう。
肛門周辺
汚れが付着した場合、特に長毛種の猫では絡みやすいです。
汚れを丁寧に洗い、その後、十分にすすぎ、乾かすことが大切です。
肉球
外出時の汚れや冬の塩分などで荒れやすい部分です。
温水で軽く洗い、乾かすだけで十分です。
胸やお腹
この部分は猫が床に対して露出しているため、汚れやすくなります。
洗う際は猫を落ち着かせ、力を入れず、柔らかいタッチで汚れを落としていきましょう。
首の後ろ
猫自身が舐めることができない部分です。
そのため、皮脂や汚れが溜まりやすい場所となっています。
優しくマッサージするような感じでシャンプーを行い、しっかりとすすぎをしてください。
猫の尾
尾は長く、ここにも絡みやすい部分となっております。
特に長毛種の猫では、定期的なケアが必要です。
シャンプーの際は、尾を手に取り、根元から先端に向かって流水とシャンプーで洗います。
しっかりすすぐ
シャンプーの残りは、猫の皮膚トラブルの原因となることがあります。しっかりすすぎ、シャンプーが残らないようにしましょう。
完全に乾かす
シャンプー後は、猫の毛を完全に乾かしましょう。
長毛種は、毛が絡まる原因になるので、低温のドライヤーを使って乾燥させるとよいでしょう。
ドライヤーの音を嫌がる場合は、少し離れてからにしましょう。
ストレスフリーなお風呂タイム!猫との入浴のコツ
飼い主さん、不慣れながらも一生懸命にシャンプーしてくれるから、ありがたいわ。
私もおとなしく暴れないように努力するにゃん。
猫との楽しいお風呂タイム5つのコツ
さよなら皮膚トラブル!猫の健康な毛並みの秘訣
美しい毛並みは健康な猫を示すサイン。
健康な美しい毛並みを維持するための秘訣
皮膚トラブルのある猫ちゃんは、定期的な健康チェックを受けてくださいね。
早期に問題を見つけて対処することで、大きなトラブルを防ぐことができます。
シャンプーの頻度はどれくらいが正しい?
基本的に猫は自ら体を清潔に許容する能力が非常に高い動物です。
人間のように日常的にシャンプーを必要とするわけではありません。
シャンプーの頻度や方法に正解はないです。
大切なのは、猫の様子を観察し、そのニーズに応じてシャンプーを行うことです。
猫の心と体の健康を第一に考え、飼い主として見守ってあげましょう。
年に何回か出来ただけでも良しとし、その代わりにブラッシングをこまめにして汚れを取ってあげましょう。
ブラッシングで気持ちもリフレッシュできます。
まとめ
初心者シャンプーの猫ちゃんには、少しの恐怖や不安があるかもしれません。
これまでのステップに優しく寄り添って、愛情を持ってシャンプーをしたら、猫も徐々にシャンプーに慣れてきます。
毛づくろいだけでは落とせない汚れやニオイを、猫の様子から判断してシャンプーで取り除いてあげてくださいね。
この記事が少しでも役立っていただけると幸いです。