猫ちゃんの爪とぎ、家具や壁紙がボロボロになるから本当に困りますよね?
でも、それは猫にとってごく自然で、本能的な大切な行動なんです。
だからこそ、しっかりとした爪とぎを用意してあげることが大切。
とはいえ、『段ボールと麻縄、どっちの爪とぎを選べばいいのか迷ってしまう…』という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、素材ごとの特徴や愛猫に合った選び方、おすすめ商品まで徹底解説します。
これを読めば、もう爪とぎ選びで迷わなくてOK!
- 爪とぎの本能とは
- 段ボールと麻の違い
- 猫のタイプ別の選び方
- おすすめ商品を厳選紹介
なぜ猫は爪とぎをするの?

愛猫の爪とぎを見て「また家具を傷つけられた!」とイライラしたりしていませんか。
でも、ちょっと待ってください。
爪とぎの本能とその深い理由
爪とぎは、古い角質を落とす単なる「爪のお手入れ」だけではないんです。
縄張りを主張したり、ストレスを発散したりと、猫にとってはとても大事な習性なんです。
猫の他の習性についてもっと知りたい方へ
気になる「スリスリ」「喉のゴロゴロ音」「ふみふみ行動」など、猫ならではの行動の意味を解説したこちらの記事もぜひチェックしてみてください。

段ボールと麻、爪とぎ素材の違いとは?

素材別のメリット・デメリット
爪とぎを選ぶ際、デザインや形状に目が行きがちですが、素材も重要な要素です。
爪とぎ選びで失敗しないために、それぞれのメリットとデメリットを比較します。
- 段ボールタイプ:手軽に入手できる
- 麻(麻縄)タイプ:耐久性が高い

猫の爪とぎ選びは、まずは素材選びから!
あなたの猫にはどっち?


爪とぎには様々な種類がありますが、代表的な素材として段ボールと麻縄があります。
それぞれの特徴を理解して、愛猫にぴったりの爪とぎを見つけてあげましょう。
項目 | 段ボール | 麻(麻縄) |
---|---|---|
メリット | 価格が手頃 研ぎやすい 種類が豊富 | 耐久性が高い おしゃれなデザインが多い 研ぎカスが出にくい |
デメリット | 耐久性が低い 見た目が安っぽい 誤飲の可能性がある | 価格が高い 研ぎにくい場合がある 場所を取る |
おすすめの猫 | とにかく安く済ませたい猫 色々な爪とぎを試したい猫 | 長く使えるものが欲しい猫 インテリアにこだわりたい猫 |
その他の情報 | 平置き、壁掛け、ソファー型など様々なデザインがある | 据え置き型が多いため ある程度の設置スペースが必要 |
価格帯 | 数百円~数千円 | 数千円~数万円 |
入手難易度 | 容易 | 普通 |
おすすめのタイプ | 爪とぎを初めて使う猫 飽きっぽい猫 | 爪とぎの頻度が高い猫 大型の猫 |
爪とぎの後の満足そうな姿
愛猫がお気に入りの爪とぎで満足そうに爪をとぎ、リラックスしている姿を想像してみてください。
猫ちゃんにとっての正しい素材、お気に入りの爪とぎを選んであげると、猫はストレスを発散し、落ち着いた表情を見せてくれます。
何よりも家具や壁の被害がぐっと減ってきます。
目的別に選ぶ!猫に合ったおすすめ爪とぎ


ここからは、猫ちゃんにぴったりの爪とぎを見つけるために、目的別の選び方をご紹介します。
どんな爪とぎを選べばいいか悩んでいる方のために、選び方のポイントを3つに絞ってお伝えします。
- 爪とぎ選びで重要な「目的の明確化」
- 意外と見落としがちな「配置場所」
- 年齢や性格に合わせた「選び方の違い」



目的を定めることで、最適な爪とぎが見つかりますよ!
まずは目的をはっきりさせよう
「爪のメンテナンス」「猫の運動不足解消」「ストレス軽減」など、何を重視するかで選ぶべき爪とぎは変わってきます。
長持ちさせたいのか、気軽に取り替えたいのかを明確にすることで失敗が少なくなります。
目的 | おすすめの爪とぎ |
---|---|
爪のメンテナンス | 段ボール製、麻製 |
運動不足解消 | 壁取り付け型、タワー型 |
ストレス解消 | 色々な素材や形状の爪とぎ(段ボール、麻、木など)、おもちゃ付き |
置き場所で効果が変わる?


爪とぎの素材や形状だけでなく、配置場所も非常に重要です。
爪とぎをする場所の近くに爪とぎを設置することで、家具や壁紙などを守ることができます。
猫ちゃんがよく爪とぎをする場所を観察し、そこに爪とぎを設置してみましょう。
- リラックスできる場所
- 日当たりの良い場所
- 見晴らしの良い場所
- 猫の通り道
- 縦型と横型を組み合わせるのも効果的



爪とぎの場所を変えるだけで、効果が全然違ってきます!
猫の年齢や性格で選ぶ
猫ちゃんの年齢や性格によって、爪とぎの選び方を変えることも大切です。
年齢・性格 | おすすめ素材 | 特徴・ポイント |
---|---|---|
子猫 | 段ボール | 柔らかくて爪が引っかかりやすい 低めのタイプが安心 |
おっとり猫 | 段ボール | 優しい感触でストレスが少ない。 ベッド代わりになる |
活発な成猫 | 麻縄 | 丈夫でしっかり研げる 安定感のある縦型やポール型がベスト |
力の強い猫 | 麻縄 | 極太ポールやハイタイプなど(耐久性重視の製品) |
多頭飼い | 両方併用 | それぞれの猫の好みに合わせて複数設置するのが理想的 |
【結論】愛猫のタイプで選ぶのが正解!


猫の性格や生活スタイルに合った爪とぎを選ぶことが、満足度アップと長く使えるコツです。
ここからは素材別におすすめのアイテムをご紹介します。
段ボール派のあなたにオススメ
●にゃんこの宿「ぽっちゃり猫専用」
広めの設計で大型猫でもゆったり使える段ボールタイプ。ベッド代わりにもなるのでリラックス効果も◎。



リラックスしてる姿を見ると癒されます。
●山崎実業(Yamazaki) 爪とぎスタンド タワー
おしゃれなデザインでインテリアにもなじむ縦型タイプ。
市販の爪とぎを差し込めばOK。家具の近くに設置することで被害防止にも。
麻縄派のあなたにオススメ
●ottostyle.jp 猫爪とぎポール 極太タイプ
直径20cmの極太設計で、元気な猫でもグラつかない安定感。遊び用のおもちゃ付きで飽きずに使えます。
●リコメン堂 爪とぎハイタイプ(高さ120cm)
タワー型で上下運動も可能な麻縄巻き。キャットタワーとしても使える万能タイプ。元気な若猫に特におすすめです。



ちなみにわが家では、両方を置いています。
段ボールタイプとタワー型(麻縄タイプ)。
どちらも喜んでバリバリしているので、ソファーと壁紙の被害がグッと減りました。
まとめ
猫の爪とぎは「本能」「ストレス発散」「マーキング」など、さまざまな理由があります。
段ボールは柔らかく扱いやすく、麻縄は丈夫で長持ち。
また、猫の年齢・性格・目的に合わせて選べば、きっとお気に入りの爪とぎが見つかります。
今回ご紹介したおすすめ商品もぜひ参考に、愛猫の満足そうな姿を引き出してあげてくださいね。